JR亀岡駅から北に見える山間の家々が「保津町」
昔は保津川の水運で栄えた村だったところです。
そこで醸造を始めた醤油醸造元「タケモ株式会社」は創業120年の老舗。
大手の醤油メーカーが幅を利かせる中で、今でもタケモ醤油は「キッコータケモ」ブランドで地醤油を世に送り出しているのです。
そのタケモ醤油が、ごく最近に世に出したのがコレ、その名も「醤油ゼリー」
東洋大学の学生ゼミ合宿で、タケモ醤油の蔵におじゃましたとき、この醤油ゼリーに初めてお目にかかりました。
「最近発売した醤油ゼリーです。召し上がってください・・・」と出してくれました。
でも「醤油ゼリーって・・・」ちょっと引きぎみの学生さん達と私・・・
これ食べてみると、想像を遥かに超えた美味しさなのです!
包装の外観は、こんなふうに地味なのですが・・・
中を開けると、飴色に輝くツルツルなゼリーが、こんな具合に・・・
ゼリーの中に見えている黒いツブツブは丹波の黒豆。大豆です。
大豆に醤油ときてるから、そういう味なのかと想像しながら口に入れると、なんとも幸せな甘さとツルツルな舌触り。
丹波の黒豆もスイーツとして絶妙にマッチしていて、まったりと甘く、喉に転がり込んだ後に、ほのかにお醤油の風味が僅か漂うかどうかの、デリケートな味覚。
これは、醤油という概念を覆す、絶品なスイーツです。
試食した学生さん達もかなりこの味を気に入ったらしく、翌日の合宿の終わりにもう一度タケモ醤油のお店に団体移動して、醤油ゼリーや醤油そのものをお土産に買っていました。
醤油ゼリーの効果で、おいしい醤油に目覚めたのかもしれないです。
タケモ醤油の特徴は、品数約300品種を製造するという、超多品種少量生産をしているところ。
大手醤油メーカーが幅を利かす中で、このような戦略をとって創業120年を達成できているみたいです。
蔵の中のディスプレイは、こんな具合に、様々な醤油が並べてありました。
醤油以外にも、このように陶陶酒とコラボしたマカ酒も開発したそうな。
その右横に半分写っているのは、珍しい京都の白ポン酢。
商品の一部は京都市内のデパートや道の駅「ガレリア亀岡」、国道9号線沿いの農協の直売所「たわわ」にも並んでいますが、全部を見たいなら、保津川下りの乗船場近くにある「保津大橋」を渡って本社まで訪れるのがいいと思います。
タケモ醤油への行きかたは、保津大橋を保津町側に渡り、一つ目の信号を右折して、その先にある上り坂を上ること約400メートル。道の右側にこんなふうにお店があります。
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タケモ醤油の蔵は、外観はモルタル作りになっているので、新しそうですが、
実は古い蔵を改装したもの。
蔵の天井付近を見ると、太い太い丸太を削ったいにしえの梁が見えています。
下の写真は、タケモ醤油のお隣さん、今は民家ですが、昔は保津川を行き来するイカダ師が仕事途中で宿泊した宿だったそうです。今風に言えば、ビジネスホテルです。
そういういにしえの遺産が眠っているんです。
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